相続手続・遺言書作成・離婚問題に関する基礎知識集

相続手続・相続問題に関する基礎知識

遺産分割協議書

●遺産分割協議書について

当事務所では相続手続きに関するご相談をよく受けます。

その中でも特に多いのが「遺産分割協議書」の作成に関するご相談です。

名称は何でも良いので、「相続分割協議書」、「相続協議書」などと憶えていただいても結構です。

 

要するに、遺産、若しくは相続財産を協議(話し合い)によって分割(分ける)しましたという書類です。

 

これは、配偶者や子などの「法定相続人」によって作成されることが一般的です。

少しややこしいことを言えば、被相続人(お亡くなりになった方)から遺贈(遺言による贈与)を受けた「受遺者」という人も含まれます。

 

さて、いよいよ遺産分割協議書を作成することになるのですが、作成するとき既に、相続開始から何年も経過しているという場合があります。これは、分割協議をする上で良くありません。

 

私の経験上、「遺産の分割については、お葬式の後に取り決めをしました」といった案件で、その通りに遺産分割協議書を作成したためしがないからです。

 

期間が経過してしまった案件において、なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
それは、「いざという時、人の気は変わるから」です。

口約束での取り決めを真剣に考える人は稀なのです。

 

更にいえば、時間の経過に伴い財産状況も変わりますし、相続人の死亡によって相続人に変更が生じるケースもあります。いずれにしろ、時間をおいてしまうと、協議分割で簡単にまとまる相続も収拾がつかなくなってしまいます。

 

ご相談に来られるお客様からは、「やろう、やろうと思っていたのですが・・・」という言葉を良く聞きます。「重い腰が上がらないだけ」ということはご本人様がいちばん良く認識されています。

 

なぜ分かり切ったことができないかといえば、それは「適切な相談者が周りにいないから」です。遺産分割協議を進める場合、配偶者やご長男、あるいはご長女といった特定の方が中心となって話しを進めるため、これらの方への負担が大きくなります。

 

年齢を重ねれば他の相続人の方達とは疎遠にもなるでしょうし、必ずしも良好な関係を築けているとは限りません。「協議はしたいけど、どうしたらいいのか分からない」というのが遺産分割協議書を作成していない大きな原因となってはいないでしょうか?

 

胸の凝りを残したまま生活を続けるのは気持ちの悪いものです。

もし、あなたの周りに適切な相談者がいないようでしたら是非、私にご相談下さい。

私と一緒に少しずつ問題を解決していきましょう。

 

あなたのように最初はお悩みだったお客様も、相続手続きが終了したことをご報告すると、「これで肩の荷が下りました」と、本当にすっきりとした笑顔でお礼を言って下さいます。私が「一生懸命お仕事をしてよかったな」と心から思う瞬間です。

 

遺産分割協議書は、「預貯金」「株式」「不動産」等の名義変更等のお手続きの際にも必要になりますので、まだお作りになられていないようでしたら、是非お早めに作成されることをお勧めいたします。

 

当事務所は、司法書士など他仕業の先生とも提携しておりますので、不動産の名義変更手続等もスムーズに行えます。その他、預貯金口座の解約、株式の名義変更手続なども承っております。どんなことでも結構ですので、まずはお気軽にご相談下さい。

 

※登記申請業務等、他仕業との提携が必要な業務につきましては、司法書士等の適切な専門家がお手続きします。